生きることについての独り言
やっと一週間が終わった。
社会人になったら、一週間は月曜日から金曜日で（当社比）、
土日はその枠から外れているように思う。
そして僕は今までも、今も、その土日のため、そしてたまにある祝日や
季節ごとの休みのために仕事をしている。
人生は壮大な暇つぶしだと誰かが言ったけれど、本当にその通りで、
物心ついたころから、人生なんてあるんだかないんだかわからない、
壮大すぎて、膨大な時間の流れに、ただただ溺れて正気を失わないためだけに
日々をやり過ごしている。
何者でもない私の人生なんて、とっくに飽きているのだ。
他にできることがないから、見つけられないから今の仕事を続けているだけ。
と、思ったけど、いや待てよ。仕事は別に僕の人生ではない。
一日のうち多くの時間を使っているだけで、別に人生の道しるべ
というわけでもないな。諦めずに見つけよう。
明日ランチを食べて、プリンを食べ終わったら忘れないといいけど。
酔いも回ってきたのでこのへんで。
気圧の谷のオレ
気圧のせいなのか月齢のせいなのか
午後から痛み出した頭痛と身体の倦怠感は悪化をたどり、
帰宅途中に買い物をしてスーパーを出たら冷や汗、眩暈、倦怠感で
歩くのも辛くなった。
人気の少ないところでマスクを外して15分ほど休憩して帰宅。
ベッドに転がりこんで、寝ながらかじれるものを口にしながら
水分をたくさんとって、とにかく休息。ようやく動けるようになったところで
何で日記なんか書いてんの。
40過ぎると絶好調の日なんかないって言うけど、ほんとそれ。
どこかに理由のカケラはあるのだろうから見つけたいけど、
怖くもある、不健康身体の塊のオレ。
読みたかった本、読めなかった本
GW中、読みたい本2冊を決め、予めWEB在庫と置き場を
確認し、シュッと書店に行ってきた。
猫沢エミさんの「ねこしき」は、きっと、この先何度も開いては、
その言葉達を噛み締めるのだろうなあ、と、思う。
彼女のように命を抱きしめ、孤独に寄り添い、自分を正しく愛した先の世界は、
私にはまだ陽炎のようにしか見えないけれど、それを目指して、
日々を過ごしていこうと、改めて思い直す。
コデックス装の綴じの部分が、虹のようで美しいです。
読み込んでボロボロになって、いつか綴じから外れてしまったら、お気に入りの
ページを部屋に飾ったり、或いは自分の好きなように綴じなおすのも
いいかもしれない。
一方、手に取らなかったほうの一冊は、事前にレビューや作者の方の
あとがきのようなものを見て期待していたのだけれど、実際に手に取って
パラパラとめくってみると、何か今の私にはフィットしない違和感があったので、
これはまた別の機会に。
緑雨
新緑の頃に振る雨を緑雨（りょくう）と言うのだそうだ。
イメージとしては、里山の森、田畑の緑にそそぐ雨だろう。
昨日私は、これまで見つけられていなかった自宅近くの小さな公園で、
雨露に濡れた花が、しっとりとして美しいな、と、思ったのだけれど、
それをあらわす上手な言葉や言い回しが見つからなくて、探しているところ。
種類のわからないガーデンローズ、エゴノキ、アヤメ、カレンデュラ
どの花もきれいに手入れがされていて、誰かの目や鼻を楽しませるために、
ちゃんと手入れをしてくださっている方がいるんだな、と、思うと、
緊急事態でささくれだった心に、あたたかい何かが注ぎ込まれた気がする。
五月に咲く花に振る雨の言い回しは、まだ見つからない。
Strawberry Moon
昨日、気分があまりよくない方向に昂っていた。
一日が終わろうとするころには身体も疲れ切っていて、
これはいったいどうしたことだろうと、昨日の夜から今日の日中まで、
たびたび考えていた。
一昨日までなんともなかったし、いや、むしろ一昨日なんて、久しぶりに
「ああ今日仕事だいやだな」という感覚がなくて、うっすら感動していた
くらいに心も身体もフラットな状態だったのに、この急激な変化よ。
日付は変わって今日、体調はすっかり戻って、仕事終わりに
青葉市子さんのインスタライブを聴いていて、あれ、もしかして昨日の不調って
そういうこと？と、MCを聴いていたときに合点がいったのだった。
青葉さん「昨日は満月で、気分が高揚したり・・（とかそんな感じだったと思う」
そうだ昨日は満月だったのだ。
月の満ち欠けや気圧による心身の変調って、今まで勝手にスピリチュアル方面の
話にイメージを紐づけていて、（私の中でね）なんとなく深堀りして考えることを
避けていたんだけど、月の満ち欠けで潮が満ち引きしたり、
動物が産卵したりするんだから、人間に何かあっても別におかしくないよな、と,
思い直した。人間の身体の70パーセントは液体で構成されているってゆうし、
一時的に血の巡りがよくなったり悪くなったりすることすらあるかもしれない。
いやそれはさすがにないか。
いろいろなことに名前をつけたり答えを求めすぎたりせず、こういうこと
もあるかもしれないね、と、いうグレイな状態を、上手に解釈して取り入れることで、
もっと気楽に過ごすことも出来るのかもしれないな。
写真はいただきものの「ease」のクッキー
食べ始めは、甘さのなさに衝撃を受けるかもしれないけど、食べ進めていくと、
素材のおいしさがじっくり感じられる、なんとも味わい深いクッキーなのだ。
オレの瞳が乾いてる
キミの瞳には恋してない
ドライアイです。
割と強烈な。ほかの人の目のことはわからないけどさ。
目の真ん中に穴が開いて、そこから水分がどんどん熱をもって
蒸発していくような感覚。そのうち目が開けられないくらいしょぼんとしだして、
やがて強烈な頭痛になる。
これ、一度起きると一週間くらい続いて、いつのまにか治ってるけど、
ほんとにドライアイのせいだけなのだろうか。中年になると名もなき病に
毒されることを身をもって知るこのごろ。人が理解できている人体の仕組みと
その営みって、実はとても限られていのネ、と、病院に行く回数が
増えれば増えるほど知ることになる。
写真はいつかの昼ご飯。
朝ごはんがパンのときは、ついでにお昼ごはん用のサンドイッチも拵えて、
近くの公園で食べるのが最近お気に入りの息抜き。
花粉もだいぶ落ち着いてきてるし、外に出るのが本当に気持ちいい季節になった。
良いことも悪いことも
この日記を書き始める前、スマホの日記アプリで予行演習的に
日記を書いていたのだけれど、特に大きな心の動きがなかった日は
何も書いていないことが多かった。
良いことも悪いことも、日々の積み重ねだとすれば、
何事もなかったけど平和な一日だった、という日は、そのこと
＋少しでもよかったことを見つけて書き記しておいて、良かったこと
ストックとして、反芻できる材料にしておきたい。
人間欲張りだから、と、いうかわたしがか。
よいことがあっても、「もっといいことあるはず」と、よかったことを
リセットして拡張しようとしたり、置き去りにしてしまう。
おいしいものを食べながら、次は何食べようあそこのあれを
食べに行こうだとかさ。
もちろんそうした行為が明日への活力にもつながるわけだけど、あまり
代謝を高めてよかったことも心から追い出してしまうと、いざ悪いことが
起こったときに良いことストックがなく、心の中に対流が生まれない
もんだから、悪いことだけが留まってしまいがちに思えるのでは
ないかなあと、今日のところは考えた。どうだろう。自信はない。
とにもかくにも、この日記をつけることで、良いことも悪いことも、
自分ごととしてゆっくり、じっくり集中してバランスよく
とらえられるようになれたらいいなと思っている。
40過ぎたら人間そう変われないって、あいつ今更何言ってるんだって、
人は言うかもしれないけど、どうせ変われないんだったら
ダメ元でやったっていいだろう。失敗するのはわたしだけ。
