読みたかった本、読めなかった本
GW中、読みたい本2冊を決め、予めWEB在庫と置き場を
確認し、シュッと書店に行ってきた。
猫沢エミさんの「ねこしき」は、きっと、この先何度も開いては、
その言葉達を噛み締めるのだろうなあ、と、思う。
彼女のように命を抱きしめ、孤独に寄り添い、自分を正しく愛した先の世界は、
私にはまだ陽炎のようにしか見えないけれど、それを目指して、
日々を過ごしていこうと、改めて思い直す。
コデックス装の綴じの部分が、虹のようで美しいです。
読み込んでボロボロになって、いつか綴じから外れてしまったら、お気に入りの
ページを部屋に飾ったり、或いは自分の好きなように綴じなおすのも
いいかもしれない。
一方、手に取らなかったほうの一冊は、事前にレビューや作者の方の
あとがきのようなものを見て期待していたのだけれど、実際に手に取って
パラパラとめくってみると、何か今の私にはフィットしない違和感があったので、
これはまた別の機会に。