feathercanyons

何も起きないおじさんの日常の一カケラ

カトレアのカレーパン

あれはわたしがまだ10代の頃か、20代の早いころか、
仕事帰りの母が持って帰ってきたカレーパンが美味しくて、
どこで売っているのか尋ねたら、森下にある「カトレア」という
お店のカレーパンだった。それからすぐに買いに行ったかどうかは
記憶にないけれど、大人になったわたしはそちらの方面を訪ねるたび、
カレーパンを買いに行くようになった。
と、いっても年に一度や二度くらいなものだけれど。

昔ながらの味付けの、マイルドなカレーフィリングはたっぷりで、
口の中に入れるとちょっと驚く滑らかさ。それを包む生地は、薄いのに
噛むとふうわり、もう一度噛むともっちりしている。
揚げ加減は確かに揚げているはずなのに、重さがなく、香ばしい香りが
アクセントになるだけ。口の中や周りがべた付くこともない、
おいしいカレーパン。

写真は普通のだけれど、撮影に先んじて食べてしまった辛口はもっとおススメです。

f:id:feathercanyons:20210613230056j:plain

f:id:feathercanyons:20210613230036j:plain